福山駅前のスペインバル・アストリアさんでこれからはじまる田尻沖の定置網で獲れるボラを使った、「せとうちパエリア」のお披露目会。このパエリア開発に携わった、「田尻の未来を考える会」「芦活部」「せとうちペダルライフ」の関係者が集まり試食を行いました。 
直径80センチのパエリアパンですからね。この大きさわかります?
このパエリア実現に携わった「田尻の未来を考える会」「芦活部」「せとうちペダルライフ」メンバーにて
このボラは田尻沖の定置網にかかるボラで臭みなどまったくない美味しいボラ。
地域から余興、田尻で獲れたイノシシのボロネーゼ、田尻パセリのジェノベーゼ
調理中の高橋シェフ
エビとタイの出汁。
【せとうちパエリアについて】詳しく知りたい方は以下から
瀬戸内らしい食材をつかった料理の提供を目指す福山駅前のスペインバル「アストリア(高橋毅代表 福山市元町12-2)」がこのほど田尻沖の定置網で獲れるボラを使ったパエリアの提供を始める。6月27日(土)このパエリアの開発に携わった複数団体のメンバーにより「田尻未来の小屋(福山市田尻町3718)」にて試食会が行われる。

●せとうちBORAパエリアの背景
瀬戸内らしいパエリアを模索していた福山駅前のスペインバル「アストリア」が、自転車によるフードデリバリーサービス事業「fu-foo」に協力する「(一社)せとうちペダルライフ」に相談を持ちかけた。「せとうちペダルライフ」は様々な事業に共同で取り組んでいる「田尻の未来を考える会」に相談、同会が田尻の塩ボラ*をパエリアの食材として活用することを提案した。
このたび、瀬戸内パエリアの完成披露として、本プロジェクトに協力する「田尻の未来を考える会」「芦活部」「せとうちペダルライフ」の関係者があつまり「田尻の未来を考える会」の活動拠点である「未来の小屋」にて試食会を行う。BORAパエリアは7月から「アストリア」にて提供される予定。

*塩ボラとは田尻沖に仕掛けられている定置網に年間を通じて水揚げされるボラを塩蔵加工したもので、田尻の漁業関係者の間では昔から作られているものの一般流通することは少ない。河口域で獲れるボラは臭みが強いとして嫌われることもあるが沖合で獲れるボラには臭みはなく白身で美味しい魚として流通する。
*tajiri to gar and grill(タジリtoバーandグリル)
福山市田尻町の水産・農産物のうちで、その価値がたいして評価されていないものを都市のレストランやバーなどに直接届けるスキーム。