田尻の未来を考える会では数年前から田尻で収穫するあんずの活用方法としてあんずの種から作るリキュール「アマレット」の実験制作をしてきました。昨年までで実現の目処をつけることができたので、今年から本格生産を始めました。

アマレットというとイタリアの「アマレット・ディ・サローノ」が有名ですが、それを遥かに超える杏仁の香りの原酒ができあがりました。
製造販売は伏見町の「備後ブルーイングカレッジ」、代表の小畑さんは国際的なビール審査委員も務める著名なビール醸造家で、備後ワイン・リキュール特区制度によるリキュールの製造販売ライセンスをお持ちです。
今回発売する「アプリコッシュ」は、アマレット原酒を3.5パーセントまで希釈して炭酸化したやさしいお酒です。8月18日に発売になります。備後ブルーイングカレッジでの店頭売価は360円(税込)です。
これを記念して8月21日(土)三ノ丸のFOREVER COFFEEにて販売イベントを行います。
今後、備後ブルーイングカレッジの他、さんすて内「アンクル」、伏見町のワインショップ「ショワジール」などで販売されるほか、田尻イタリア野菜シンジケート参加のレストランで提供されます。
国産のアマレットを使ったお酒の製造販売は日本で初めてかもしれません。福山発・日本初、いちどお試しください。
★経済リポート2021年8月20日号に掲載いただきました。
★タウン情報誌「ウインク」2021年8月24日号に掲載いただきました。
★「中国新聞」2021年8月31日号に掲載いただきました。
この夏は田尻のあんずがいろいろなところで取り上げられました。そのひとつが「田尻杏屋」。田尻在住の小林章宏さんが新たに創業されたものです。手入れされていないあんず畑の管理とあたらしい商品開発に取り組まれています。9月9日毎日新聞備後版に取り上げられました。小林さんのあんずは、福山市内の食品開発業者さん等に出荷されています。