田尻の未来を考える会では、SONYのサウンドARアプリ「ロケトーン」のしおまち海道ガイドアプリの作成に企画協力しました。
「ロケトーン」アプリをスマホにダウンロードしておいて、福山駅から戸崎港までのしおまち海道沿いの約20箇所に設定されたスポットに来ると、GPSによりそのスポットのガイドが自動的に流れはじめるというものです。
田尻からは、あんずロード、田尻民俗資料館、田尻灘、杏品種試験値、田尻ばら園、風呂が端、田尻八幡神社の7箇所がスポットとして設定されています。各スポットの紹介テキストの作成に協力しました。
各スポットの音声ガイドはFMふくやまのパーソナリティ平野敬子さんが務めています。
「瀬戸内絶景コーヒーの旅」と銘打っているこのプログラムは、このツアーのメインでもある田尻ばら園では、場所の紹介にとどまらず、名水として知られる「水の口」湧水をすくって湯を沸かして、コーヒーを淹れる体験を提供するという企画になっています。そのコーヒーは湧水に合わせて専用にブレンドした豆を焙煎したものというこだわり。
湧水にあわせるオリジナルのブレンドの焙煎は、沖野上町の焙煎家・プリズムデザインの小林正典さんが担当し、「せとうち田尻ブレンド」として、この企画の実施期間の2月23日までに限り、田尻バラ園で提供しています。
田尻ばら園に来ると、音声ガイドでコーヒーの淹れ方のレクチャーが聞けることに加えて、FMふくやまの人気番組、小林史明デジタル副大臣の「あなたの出番です」の特別バージョンが流れます。小林副大臣が、田尻の未来を考える会の田中陽三郎さんと藤井省治さんから田尻の歴史、最近の田尻のさまざまな取り組みの話を聞くという番組となっています。
田尻ばら園でコーヒーを飲んだあと、その先は鞆の浦〜能登原〜常石を経てしおまち海道の終点の戸崎港まで音声案内が続いています。経済リポート2月20日号で見開き特集で紹介されました。